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One Bill Bandit 11th play

「Overtime HIGH」

2017 12/16(土)・17(日)

16日(土) 12:30~ 16:00~ 19:30~

17日(日) 14:00~ 18:00~

※開場は30分前になります。

阿佐ヶ谷 アルシェ

前売・当日 1000円

メンバー

あらすじ

山上物産総務部総務課は今夜も残業中。

そのうちの一人、木戸はついに自分の仕事が終わってしまう。しかし課長である半田は全く帰る素振りを見せない。

「俺は…先に帰っていいのか?」


繁忙期を境に、全然帰らなくなった課長。いつまで帰らないのか?なんで帰らないのか?てか帰れ!

気を使って帰れない日本人に贈る、気を使わなくても帰れないボンクラだらけの「帰るコメディ」。



11th期間限定ブログ「脚本、オーバータイム」

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第27回 残業の後始末。

11th play「OvertimeHIGH」にご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。無事に全日程終了いたしました。

今回は役者メンバーの半数が初参加という事で、今までとは大分勝手が違いました。役者の方も「細かいんだか細かくないんだか判らんけど、とにかくうるせぇ!」と思いながら演出を受けていた事でしょう。クソうるさいですから、俺は。

おかげなのか、おかげでないのか、アンケートを見る限りは多くのお客様にご好評をいただけたようです。初めてワンビルに来て、翌日、即リピーターで来てくれたお客様もいたようで、製作側としては実に嬉しい限りです。

まぁ「去年よりパンチが足らん!」とか、「内容が判りにくい。」「展開がひどい。」とか、そもそもアンケートを書く気にならんレベルであるとか、反省点も色々あります。次回は払拭したい。前回の感想の「映画の日(1000円)に観たシン・ゴジラより面白くない。」も払拭できていないので、そっちも頑張りたい。レベル高ぇけど。頑張りたい。

あ、前回いまいちと評された舞台セットは、今回は褒められました。「白すぎる」という不安はありましたが「統一感があってデザインされた"風に"見える。」という、ギリギリラインの高評価。いや、高評価は高評価だからいいのだ!

そして「音がいい」は今回もアンケートに書いてあって非常に嬉しい。でもツイッターとかで「褒めてくれ!」って言ってしまった分野ゆえに、「サービス褒め」の可能性もあるけど。俺は好きです。今回の音。

うちはスタッフチームが「他の部署に負けん!」と、必死な戦いを始めるので、今回もなんだか凄いことになっていた。映像とか音響とか自腹で装備を整えた上で「これを使うことでこんな遊びが!」と嬉々として色々仕込むし、錦織の「翼」もとんでもないことになってるし、メイクとか照明とか予算が足されてる!(自腹では無い。いやそれが普通だが。)殺陣や歌、ダンスなど俺が口を出せない分野も張り合っていて、明らかに予算を超えたクオリティになっている。ありがたい事だ。いやー愛だね。ワンビル愛。「ワンビルは宗教。」と言われるのもやむなし。

役者はよく付いて来たなと思います。絶対「マジこいつ何言ってんだ?」と思われてたと思うんだ。冷静になった今、台本よむと酷いもの。「息子にはギブアップを禁じる事で、ネバーギブアップの精神を養っています。」って何?「マリアンナとお呼びしても?」なんで?ト書きの「眩いばかりの後藤が降り立ち、祝福の歌を歌い踊る天使達。」は本当に俺が書いたのか?

振り返るとロクでもねぇな。このロクでもなさに八ヶ月付き合ってくれたみんなに感謝・・・はあんまりしてないけど、心からこの言葉を送りたい。「お前ら本当にバカだな!」

ご来場のお客様には心からの感謝と謝罪と共犯意識を。このとんでも無い悪ふざけに付き合っていただきありがとうございました。気が向けば次回も足をお運びいただけると嬉しいです。

第26回 有言の有限。

うーん、限界までヤバい。個人的な余裕がない。台本上がった、パンフ上がった。チケット上がってない。作曲しなきゃ!

俺はもっとホームページとかブログとか触りたかったんだけどなぁ。今年はもっと宣伝とか企画とか、色々やりたかったんだけど、なかなかうまくいかねぇもんだね。

あ、チケットはほとんど捌き切れました。完売ではないけど、メンツが保てるくらいには売れたので、本当にありがとうございます。

来てくれるお客さんのためにベストを尽くします。具体的に?いい芝居を作りま、違う!楽しい舞台を作ります。

第25回 演技洗脳教育。

公演情報の詳細が公表されました!今回は残業している人たちをメインに話が展開していく訳です。いやー、タイムリー。

まぁ言っても毎度のことながら、本筋は体裁の為の添え物みたいなもんなので、何となく観てもらえれば最高です。こっちも「何となく面白かったな。」と言う感想がいただけるように頑張る予定です。役者が。

現状の稽古場は、台本あるぶんだけ必死にやっている段階。そして俺が何考えてるのかを浸透させている段階。役者がごっそり入れ替わってるのはやっぱ重いね。俺が書いた台本の読み方、求めてること、意味のわからんネタのやり方など、伝えなきゃいけないことが多い。そして壁も多い。

いやでもね、悪くはないと思うよ。多分面白いと思うよ。